社長の大西です。

得意なことや好きなことに特化すると、面白い魅力になるなぁと実感することがありました。お店づくりの話です。

東京に研修に出かけることになった妻。現地で少しだけ空き時間ができることになりました。
せっかくの東京。どこに行くか、何を見るか。
東京スカイツリー? お台場?

どこに行ったのか聞いてみると・・・

妻が向かったのは、千代田区神保町にある書店『猫本専門 神保町にゃんこ堂』でした。
コンパクトな店内に、猫関連の書籍がズラリと並んでいるそうで、妻が石川県から来たことを伝えると、店主さんは喜んでくれていたそうです。

オリジナルブックカバーや、オリジナルの栞もあるんですね。

気になった本を購入してきたそうです。

「ほんとにネコ好きやね」と妻に言うと、

「わたしはイヌ派やけどね」と、天の邪鬼な返答をするのが夫婦お決まりのやりとりです(;^_^A

 

一方、別の日には高校2年生の次男を連れて大阪に行く用事がありました。

本来の用件とは別に、1件、どうしても寄りたい店があるとのこと。

ナビを調べてみると、心斎橋の近く、南堀江にあるという小さなストリートブランド服の販売店でした。

車を走らせながら、ふと助手席の次男の顔を見ると、深呼吸なのか、ため息なのか分からない呼吸をしながら少し高揚しているような様子。

「車酔いでもした?」と聞くと、「いや、緊張してきた」とのこと。

「???」

事情を聞くと、どうやら次男はそのショップのYouTube番組を以前から視聴していて、ストリートファッションの知識や意見をアツく鋭く語る店長さんの大ファンだという。私はそのとき初めて知りました。

お店の前に着くと、思ったよりもコンパクトなお店。ドアの前で小さく深呼吸し、緊張した面持ちでドアを開ける次男。

店内に他の客はなく、レジカウンターに20代くらいの、いわゆるBボーイファッションの男性が一人。

次男はスタスタとその男性に近づいていって、小さな声で何かを話しながら手を差し出し、握手をしていました。

その若い男性が店長さんでした。

おそらく、「いつもYouTube番組観てます。きょうは金沢から来ました。」みたいなことを伝えたのでしょう。店長さんは嬉しそうに応えていました。

向かい合って話している二人を見て気づいたのですが、二人は髪型も、着ている服も、靴も、系統が同じです。まるで兄弟みたいに。

そうか!次男はこの店長さんに憧れて髪型も服装も真似していたのか!

いつもより家の手伝いをする回数が多いなぁと思っていたら、この店で買い物をするためにお小遣いをためて節約していたとのこと。

これに、オーバーサイズの白Tシャツを着て、靴はエアジョーダンを履くのだそうだ。

地元のショッピングモールで買っている父親用の服より格段に高い・・・やれやれ(;^_^A

まあ、小遣いとお年玉を貯めて、ふだん無駄遣いせずに過ごしているから、よしとするか・・・

 

次男の服の趣味はともかくとして、神保町の書店と、心斎橋近くの洋服店、どちらも客が3人入ったらちょっと手狭に感じるほどコンパクトなお店ですが、遠方からファンを引き付ける魅力を持っていることが素晴らしい!

お店で買い物をさせてもらった妻も、次男も、「またこの店に来るぞ!」と思って元気に日常に戻っていく。これも素晴らしいことだと思いました。

私はどちらの店主さんも尊敬します。

 

よし!私も頑張るぞ!