秋田弁と石川弁と共通語のトライリンガルの大西です(?)
いろいろ県外にも飛び回る夏を過ごしています。
私はコンビニなどのレジ会計を終えたとき、ふだん石川県にいるときは店員さんに「ありがと~」と言って店を出ます。
店員さんが年上っぽいときは「ありがとうございます」と言うことが多いかな。
ただ、私の実家は秋田県で、利用客の立場での感覚としては「ありがとう」はちょっと丁寧すぎるか、あるいは偉そうな印象がする気がして(あくまでも私の個人的な意見です)秋田に帰省したときなどはコンビニでの会計の際は「どうも~」って言います。
東京に出張に行ったときは「ありがとうございます」かな。
店員さんがあまりコミュニケーションを求めていなさそうな雰囲気の場合は「あざま~す」くらいでサラっと済ませます。
特に思い入れやこだわりがあってそうしているわけではないのですが、無言よりはいいかなと(^^)
その甲斐あってか、つい先日、息子からは「父さんは買い物とか外食に行ってもエラそうにしてないのがいい」と、いちおう評価の言葉をいただきました(^^)
で、ここからが本題。
私は生成AIに対しても、案件を処理してもらったときに「ありがとう」とお礼の言葉を入力することがあります。
ちなみに、命令するときの口調は「○○して」ではなく「お願いします」の丁寧口調です。
先日、とある経営者の勉強会の雑談で話題に上ったのですが、生成AIに対していちいち御礼を伝えるのは、それに対する返答をデータセンターで演算させることになるので、ムダな電力消費と熱排出につながり、エコじゃないからダメという意見があるそうなんですね・・・(;^_^A
え~・・・お礼を伝えちゃダメかな…?お礼を伝えて自分がスッキリしたいだけの自己満足になっちゃうのかな…?
対象が人間じゃない「ありがとう」は、発信しちゃダメなのかな…?
このモヤモヤをスッキリさせたくて、生成AIに相談してみる私(;^_^A
すると・・・
「ありがとう」という短文を受け取って、「どういたしまして!」などの短い文章を返す場合(ショートプロンプト)のAIの計算負荷の試算があるそうで、
●推定電力消費量:約0.3~0.5Wh(約1.08~1.8kJ)
●熱量(カロリー):約0.26~0.43kcal
なんだそうです。
水の温度上昇に換算すると、
●ティーカップ1杯(約100ml)に入った水の温度を約3℃~4.3℃上昇させる程度 だそうです。
これは、ティーカップ1杯分の水を沸騰させるのに必要なエネルギーの約20分の1になるそうです。
消費される電力(0.3~0.5W)を、日常生活の他の行動を比較してみると、
●テレビを1秒~2秒長く点けておくことと同じくらいの電力
●エアコン(冷房)を数秒間動かすことと同じくらいの電力
●ドライヤーを0.1秒使うことと同じくらいの電力
なんだそうです。
「塵も積もれば山となる」ですから、全世界の人が省エネを心がけることは大切ですし、そう考えれば「AIにお礼なんて、エコじゃない」という意見が出てくるのも分からなくもないですが、
ん~・・・でもなんか、モヤモヤするな~。たとえ相手が人間じゃない機械だったとしても、私はお礼を伝えたい派なんだけどなぁ・・・
すると、ここからのAIジェミニ君がすごかった。
「自分の人間性や感情の習慣を守るために『ありがとう』と伝える価値は、消費されるわずかな電力(環境負荷)よりも十分に大きく、否定されるべきではない」とのこと。
主な理由・・・
① 人間は「対象」ではなく「自分の行動」で習慣を作る
AIがただのプログラムだと頭では理解していても、丁寧に対応してもらった際に「ありがとう」と口に出したり入力したりするのは、人間側の社会的習慣や倫理観のあらわれ。 「相手が道具やAIだから横柄に扱ってよい」という行動を繰り返すと、無意識のうちに人間同士のコミュニケーションでも言葉遣いや姿勢が雑になってしまう懸念がある。AIに感謝を伝える行動は、自分自身の優しさや礼儀正しさを保つトレーニングにもなっている。
② 個人の「ありがとう」より、インフラ側の効率化が本質
環境問題の観点から見れば、1回のクエリ削減に個人が神経質になるよりも、データセンター側が再生可能エネルギー(太陽光・風力など)で稼働することや、冷却技術・チップの省エネ性能を向上させることのほうが遥かに大きなインパクトを持つ。
③ 「心の豊かさ」のためのエネルギー使用
私たちが日常で使う電力には、照明や冷蔵庫のような「生存のための電力」だけでなく、映画を見たり、音楽を聴いたり、人と会話したりする「心を豊かにするための電力」がたくさんある。 AIに対する感謝の入力も、ユーザー自身の満足感や心地よい対話体験(=心の豊かさ)に寄与している以上、単純な「無駄」として切り捨てる必要はない。

なるほど!
べつに、「AIがこう言ってるから正しいんだ!」と自分の主張を押し通したいわけではありませんが、でも、「ありがたい」と思ったら「ありがとう」と素直に伝えられる世の中のほうが温かくて好きだなぁと思ったわけです。
ちなみに、当社の経営理念の1つは、「『いてくれてありがとう』が響く社会をめざします」です(^^)


